日本の人々にとっては海外旅行に出かけるということはお金持ちだけができる特別なことではなく、ことに最近では各旅行会社などが提供している格安海外旅行や格安航空券は贅沢の域に入る値段ではなくなってきているので、気軽に世界各国へ旅行に出かけ、それぞれの人が世界に対して知識や見解を幅広く持っているというのは普通のことです。
ですが、発展途上国においては、高価な航空券を購入し海外に旅行するということはよっぽどよい仕事に就いているか、あるいは大変なお金持ちであると見られます。
特に日本は発展途上国に多額のODAを寄付していますから、それは国に余裕があると理解され、よけいにそういう目で見られています。
彼らは日本に行ったことがないので、日本人がどれほど苦労して一生懸命働いてお金を稼いでいるか、どれぐらい多額の血税を支払っているかなど知る由もありません。
ですから、たいていの人はなぜお金があるのかはどうでもよいことで、単に「お金がある人々が住む国」として日本のことを見ています。極端な話、「日本に行けばお金持ちになれる」と思っている人は多いです。
だから、日本人旅行者を見かけると声をかけて何らかの親交のきっかけを掴みたいと思っている人も多いのです。
また、これらのアジアの国では宗教に関連する理由で、女性が一人で旅行する習慣は全くありません。
ですから、一人旅をしている外国人の女性を見ると「ボーイハントの旅」と間違いなく思われます。
そういう目で見られていることを知らずに、スキを見せてしまうようなことがあれば、そこに付け入れられるのは当たり前です。
海外在住を決意し、一人暮らしを始める特に女性の方は「本当に気が休められるのは家の中だけ」という外国の現実をよく理解してください。