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人生を考える

「海外在住をしたい」と思っている人に尋ねます。「どうしてその国に住みたいと思うのですか?」

この質問に「××国が好きだから」と即答できる人はその国での生活も成功に繋がる可能性も高いでしょう。

でも、「日本にいても何も楽しくないから、それだったら××国で生活した方が、興味深い楽しい生活を送れそう」などと、「日本よりもまし」と答える人はもう一度よく考えてみましょう。

確かに現代の日本の社会は大変な不景気で、各企業では給与やボーナスをカット、収入も減り面白いこともできなくなってしまっています。

でも、日本には外国が真似しようとしても絶対にできない、素晴らしい部分もあるのです。

会社に就職してしばらくすると、自分が所属する部署よりも、知り合いの所属している部署の方がずっとよく見えてくるというケースはかなりあります。

客観的に見ると、自分が属する部署も、知り合いが属する部署もそんなに大差はないのです。これこそ「人の畑は良く見える」ということわざ通り、今いる自分の境遇のよさが見えずに悪いところばかりが気になり、人の境遇がうらやましく思えて仕方ないのです。

こういう気持ちで海外在住を始めたら、今度はその国でも同じことになり兼ねないでしょう。その国の嫌な部分が見えてきたら、また他の場所が良く見え始めるのです。

そんな自分にならないように、他を見渡す前に自分の周りをよくよく見渡すのです。それでもまだ外国の方が良く見えるのだったら、海外生活をスタートしてみるのもよいかと思います。

ただし、諸外国人から見た日本という国は、誰もが一度は訪れてみたいと思える素晴らしい国、できるものならば国籍を捨ててでも在住したいと思えるあこがれの国であるということを念頭に置いて、もう一度今の自分のいる境遇をよく見つめ直してみましょう。

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