アジアンライフに憧れ、スタートを待ち構えている時は「恋は盲目」という言葉のように、悪いことが見えなくなり良いところばかりが見えてしまうものです。
単に旅行するだけでは最初から最後まで「ああ、全てがよかった」で済まされる一生のうちのほんのひと時の体験ですが、生活となると現地入りした後に後戻りし帰国するというような、安直な考えで行動を起こすわけにいきません。
「始めよう」と決断する前に「恋は盲目」状態ではなく、できるだけ現地の地元の人々がどのような生活を送っているのかを把握し、「果たして自分にもできるのか」と、冷静な目で判断をすることが大変重要です。
日本と同じ生活水準を持っている西欧諸国やアメリカ、オーストラリアなどではそこまで深く心配する必要はないでしょうが、アジア諸国の生活は言葉は悪いですが、やはり日本よりもずっと遅れているのです。
その遅れている部分が生活様式や物質的なものだけだったら生活に慣れてくれば何とかなるでしょう。
しかし、情報化、情報管理が遅れていることが理由で、役所や公共機関、警察、法律、法律家など、自分が困ったときに頼りにしなければならない機関は日本では考えられないような対処をする国もあります。犯罪に対しても「贈賄」で解決する場面も多々あるのです。
こんなこと、実際に自分が体験してみないと想像できようはずもありません。ですから、アジアン生活をスタートする前準備として、インターネットなどで実際に現地に住んでいる邦人を見つけ、その人とやり取りする中で生活の中で一番困ったことなどを聞いてみるのです。
真実を知った上で、それでも自分は大丈夫だと思えるのなら、そこで初めて決意を固めて行動に移ってみてください。